左近の桜 右近の橘
平日だけどこんばんは。
最近の子供は、ひな人形の四段目に何の木があるかも知らない。
私が後世に日本文化を伝えねば。今日の授業。
「ひな人形の1番上は何かな?」
「お内裏さま〜」(無邪気に答える。子供って可愛い(笑)
「その下は?」
「三人官女」「五人ばやし」
この辺まではみんなわかる。
「その下は?」
…たいてい、クラスで一人は得意げに答える。
「右大臣と左大臣!」
…残念でした☆
さて自慢だけど、実家には八段雛がある。今年も父が写メ送ってきた。
メールで返事。
「今日授業で、ひな人形についてちゃんと教えといた。右大臣じゃなくて、右近衛大将だよ、って」
我ながらちょっとキモい。
一分後、父より返信。
「道綱の母やな」
…きもっ!!
一瞬意味わからんかった!!!
というわけで、ひな人形に関するトリビア。
大臣があんな格好で、女官より下にいるわけない。彼らは近衛府に属する武官です。女を鬼に食べられた男(業平)があれくらいの位だったはず。