10・弱法師(中山可穂)

突然ですが、本のランキング始めます。
去年から、mixiでレビュー書いてたのをやや加筆訂正して移行。
全部はさすがに無理なので。。。
2007年、2008年から、それぞれ数冊ずつ選びました。
基本的に、9分類が多すぎるのはご容赦くださいませ。

まずは2007年から。
2007年は、寂聴源氏を読破して、そのレビューは
自分でもなかなか気合いが入ってるモノだと思うので、
あとで全部移行します☆(予定)

2007年、norahのランキング10位は・・・「弱法師」。



新聞の書評欄でみつけて、読んでみました。
久々に、素敵な作家を発見ー!!

あとがきにあるように、濃厚なラブシーンがないのに、すっごい色っぽい♡♡私好みです♡
「浮舟」では、不覚にも、涙を流しそうになりました…。碧生が健気で、可愛らしい。でも、ストーリーとして好きだったのは「卒塔婆小町」。あんなふうに愛されてみたい。求められてみたい。怖いけど。

順番は逆やけど、この本を読んで「能」のこともいろいろ調べてしまったりしました。なんと、少し前に藤原竜也が「弱法師」とかやってたのねー。今年は、能の舞台をぜひ見にいきたい★(07.3.4)
弱法師 (文春文庫)