本07

1・一瞬の風になれ(佐藤多佳子)

これは、久々にヤバイ!! 読みながら、つねに涙目。 私のツボって、たぶん 「運動部もの」&「兄弟(姉弟)もの」なんだな(^^;) でも、「バッテリー」とか「ダイブ!」より 佐藤多佳子の運動部モノが、いちばん共感できる。 いちばん自分の学生時代を思い出…

2・夜は短し歩けよ乙女(森見登美彦)

初めてこの人の本読んだ。 ロンドンで一気読み。l はじめは、独特の文体に慣れなかったけど、 いつのまにか惹きつけられるストーリー展開。 伏線の張り方もうまいし、 なんといっても登場人物が魅力的!! 妄想全開のくせにクールにふるまっちゃう「先輩」…

3・銀色のフィレンツェ(塩野七生)

このシリーズおもしろすぎ!! ボッティチェリの絵は世界史便覧(笑)の中で いちばんスキやったけど、 その持ち主ロレンツィーノのことを知って いっそう興味をもちました☆ フィレンツェも行きたかったかもー。 イタリアは奥が深い… シリーズラストはついに…

4・青が散る(宮本輝)

周りに輝さんのファンが何人かいるんやけど、「螢川」ではあんまり良さがわからなくて、遠のいていました。で、たまたま手にとったこれ。 分厚いので、途中で挫折するかもな。と思ってた。 けど。ひきこまれる。ぐいぐい。 最後の最後に大きいどんでんかえし…

5・腐女子彼女(ぺんたぶ)

今回も一気に読んでしまった!! パート2は、ますますラブラブで、読んでてちょっと恥ずかしい(*^_^*) 個人的に、ちょっと共感できるとこもあったり(笑) でも「ぺんたぶ」は、かなりイイ男の子やと思う☆☆カッコイイ☆ (07.8.21)

6・DIVE!(森絵都)

中学生に人気あるみたいなので読みました。 すがすがしい話で、どの登場人物もカワイイんやけど どうしても「バッテリー」の内面描写と比べてしまって。さらっとしすぎなんかな?? もちろん知季の活躍がメインなんだろうけど、 彼の成長の過程があっけない…

7・無銭優雅(山田詠美)

久しぶりにエイミーの新作♪ 大学時代を思い出すと、いつも隣にこの人の小説がありました。影響されまくりで…(汗)ケド、恋と文学にうつつを抜かせた、贅沢な日々でしたww いつごろからか「ちょっと違うんじゃない?」みたいに醒めた自分が出てきて(『風味…

8・銀色ナイフ(銀色夏生)

夏生さんのエッセイ! 枠にとらわれず、自分の気持ちに誠実に生きる そんな夏生さんステキ。 私自身の感受性も強まってる時だからか、 いろんな言葉が、すーっと入ってきました。 「いじめられる方にも理由がある」とか書きながら 何回もイジメの話題を書い…

9・忘れえぬことば(大村はま)  

私の尊敬する人ナンバーワンかもしれない、 国語教師、大村はま さんの本です。 96歳まで、本や、講演や、公開授業で、 私たちにいろいろなことを伝えてくださいました。 高校の現代文のM本先生の著書で この人のことを知りました。 M本先生の国語に対する…

10・弱法師(中山可穂)

突然ですが、本のランキング始めます。 去年から、mixiでレビュー書いてたのをやや加筆訂正して移行。 全部はさすがに無理なので。。。 2007年、2008年から、それぞれ数冊ずつ選びました。 基本的に、9分類が多すぎるのはご容赦くださいませ。まずは2007年…