2008-12-15から1日間の記事一覧

寂聴源氏5

けっこう有名な場面が出てきて4巻よりは楽しめます。蛍はなすところとか、夕霧が紫の上を見ちゃうところとか。以下箇条書きに。 蛍兵部卿宮がけっこう気になる。 でも鬚黒の大将も憎めない。一途で不器用でいい。 玉かずらがやたらモテてるけど、 (たぶん…

寂聴源氏4

ちょっとストーリー的にはだれてくるあたりです。このあたりではもう、源氏物語の熱烈なファンがいて、いいから書いて!!て言われてたのかも。 昔は親と対称的な夕霧がすっごい好きやった。「さすがの源氏も母娘両方に手は出さない」て知ってるけど、それで…

寂聴源氏3

昔からずっと、朧月夜がスキやったんやけど、 今回読んで、自分がどうしても一人の立場を選べ。と言われたら、明石の君かも。と思った。 やっぱり、子供を産んだら強い。 遠恋?やけど、愛されてるし。 紫の上は、やっぱりちょっと可哀そう。 そして、藤壺。…

寂聴源氏2

何をいまさら、ってかんじかもしれんけど、 光源氏は葵の上が亡くなって喪があけるまで 紫の上には手を出さなかったのねー。 そのへん、うまい話の組み立てやな〜と思います。 二回目は、新たな発見が多々あってオモシロイ。(07.8.21)

寂聴源氏1

十年前に円地訳を読んでから、全然通して読んでないんやけど、 そろそろもう一回読んどこう。と思った。 なんだかんだいって、高校生にはわかっていない部分が多かったな〜と実感。 当時は、「そんな場面あった??」「え?夕顔のことあんなにスキやったのに…