寂聴源氏1

十年前に円地訳を読んでから、全然通して読んでないんやけど、
そろそろもう一回読んどこう。と思った。

なんだかんだいって、高校生にはわかっていない部分が多かったな〜と実感。
当時は、「そんな場面あった??」「え?夕顔のことあんなにスキやったのに??」とか、平安文化を理解できてなかったんよね、結局。人物を追うのに精一杯やったし。

文学部行って、部分的には何回も読んで、I先生らのおかげで周辺知識が増えたので、全然読後感が違う。
でも、やっぱりおもしろい!!

訳は、円地さんに比べて、現代風で、わかりやすいかも。
「ちょっとそんな赤裸々なっ!!」
ってとこが、少しある。(07.8.13)
源氏物語 巻一 (講談社文庫)